公務員の実際の仕事を知るには、どうすればよいでしょうか。

Q. 公務員を目指していますが、実際の公務員の仕事のイメージが付きません。公務員の仕事について知るには、どのような方法があるのでしょうか。

〈今回のテーマ〉
・実際の公務員の仕事を知るのによい方法とは。

《生の声も聴きましょう》

まずはパッと思いつくところとしては、それぞれの機関の採用ホームページや、パンフレット(PDFになっているケースも)に、「職員の声」のような形で掲載されています。

一例として、東京都の例を挙げておきます。自分の目指す省庁や自治体以外であっても、参考になるので参照してみてください。

http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/person/

手軽に情報を手に入れるといった意味では、サイトやパンフレットもよいのですが、やはり、直接話を聞くことも大切です。

各機関の採用ホームページには、説明会、イベント、インターンシップなどの情報が掲載されています。また、近年ではtwitterを積極的に活用しているところもあります。

志望先については、日ごろからチェックを欠かさず、機会があれば、積極的に参加してみましょう。

説明会などでは、ただ話を聞くだけでなく、個別に直接質問をすることで、仕事について自分自身の知りたいこと、実際の職場環境なども聞けるかもしれません。

イベントや説明会については、以前、以下のような記事を書きましたので、参考にしてみてください。

説明会やイベントにはどの程度参加した方がよいですか?

また、たとえば、東京都であれば、以下のような取り組みも実施されています。調べてみると、様々な機会がありますので、積極的に参加してみるとよいでしょう。

http://www.saiyou2.metro.tokyo.jp/pc/talk/

《日ごろからアンテナを張ることも大切》

採用ホームページ、パンフレット、説明会など、これだけあれば、ある一定の水準ではその仕事についてわかるかもしれません。

ただ、もし自分が興味のある分野があるのであれば、書籍、新聞記事、ニュースなど、幅広くアンテナを張っておくことが大切です。

以前、以下のような記事を書きました。

ニュースや新聞は読んだ方がよいですか?

たとえば、本日、ヤフーニュースで以下のような記事が配信されました。

https://news.yahoo.co.jp/feature/1051

採用ホームページ、パンフレット、説明会だけでは知ることのできない、行政職員の思いが伝わってくると思います。

日ごろからアンテナを張っていると、「あ、この省庁ではこんな仕事もしているのか」や「自分がやってみたい仕事はここでできるんだ」と気づくこともあるでしょう。

情報と直接会って話すこと、これらの積み重ねによって、公務員の仕事のイメージが少しずつつくようになるのではないでしょうか。

〈今回のまとめ〉
・まずは採用ホームページ、パンフレットを参考にしましょう。
・説明会などに参加し、直接話を聞くとよいでしょう。
・日ごろから新聞やニュースなど、アンテナを張ることも大切です。