外務省専門職員採用試験第1次試験の試験科目が変更されます。

これまで1次試験の専門試験(記述式)は「国際法・憲法・経済学」が必須解答でしたが、平成30年度実施の試験より、「国際法」が必須、「憲法」と「経済学」はいずれか1科目の選択(当日、両科目の試験問題が配布をされた上での選択)になります。

http://www.mofa.go.jp/mofaj/ms/prs/page4_003240.html

このような形に変更されることにより、「法律」に絞って勉強をする形であっても、国家総合職(法律区分)との併願や、東京都、裁判所などの試験との併願がしやすくなります。

試験問題は当日選択ですので、幅広く「憲法」と「経済学」の両方を準備して、解答しやすい科目を選択するという方法もありますが(勉強量の負担を考えなければ、これが理想でしょうか)、「経済学」に苦戦している人は法律に絞って学習するなど、それぞれ得意科目、苦手科目に合わせて、戦略を組み直したいところです。