大学が忙しく、勉強のペースが間に合っていないです。

久々のブログ更新です。

このブログで取り上げている記事の多くは、実際に受験生の皆さんから受けた質問をベースにしています。

大学などで受けた質問に対して、「他にも同じような不安を抱えている人がいそうだから、記事にしておこう」という感じでしょうか。

最近では、授業は主に動画で配信をしているため、学生さんとの交流もなく、ブログを初めて3年になり、自分の中では、ある程度、書くべき内容は書いてしまったため、更新が滞っています。

初めてこのブログをみた方は、いろいろな記事がありますので、ぜひみて見てください。

最近、気にかかっていることは、今年は主に大学生の皆さんがどの程度、モチベーションを維持できているかという点についてです。

ある大学で配信している動画については、こちらで視聴回数を確認できるのですが、春先に比べると、視聴のペースが落ちています。

大学がオンライン授業に切り替わり、課題などの負担も大きいという話を様々なメディアで目にします。大学の授業が忙しく、公務員試験の勉強まで手が回らずに焦っている人、モチベーションが下がっている人がいるのではないかと思い、今回、記事を書いてみました。

周りの進捗状況がわからず、「自分は周りに比べて遅れている…」と思い込んでしまっている人もいるのではないでしょうか。

予備校などでは、この時期から勉強を初めて、翌年の試験で合格する受験生もたくさんいます。

今からゼロベースで勉強を始める人に比べれば、すでに少しでも勉強に取り組んでいる人は有利なはずです。

当初、予定していた勉強のスケジュールを無理に取り戻そうとすると、きつくなります。改めてこれから来年の試験に向けて、現実的なスケジュールを組み立てましょう。

おまけの話ですが、ソフトウェア業界で仕事を進める際には「スクラム」と呼ばれる方法が用いられることがあります。最初から完全にスケジュールを立てるのではなく、例えば、1週間ごとにチーム全員で問題点を洗い出しながら、現実に即した形で仕事を進める方法です。最初に一部の人が立てた綿密なスケジュール通りに物事を運ぶのは、デメリットが大きいと考えられています(そんなに予定通りになんてうまく行かない)。チームでの仕事の進め方の話ですが、個人においても適用できるアイディアでしょう。

過去の記事でもなどか触れているかと思いますが、大学生の場合、大学の後期試験が終わった2月からが勉強の本番です。

それまではメインとなる理屈が大事な科目(法律、経済、数的処理、文章理解など)などのうち、自分の受験する試験で必要な科目を優先的に勉強するイメージが良いでしょう。

また、多少なりとも勉強をしてきた人は、一度、本試験の問題を教養試験、専門試験とも、通しで解いてみることをオススメしたいです。

試験にもよりますが、現時点で、教養試験、専門試験とも40%取れていれば、まずまず順調でしょう。これからの基礎力向上、そして、詰め込みで合格ラインには十分に到達することができます。

「思ったよりも悪くない」と思えればモチベーションも上がるでしょうし、「まずい…」とわかれば、それでも、公務員になりたいから、もう一度仕切り直して頑張ろうと思えるのではないでしょうか。

もし「まずい…」とわかり、気持ちが公務員試験に向かないようであれば、別の道を選ぶ選択肢もあると思います。

自身の現状を確認した上で、改めて無理のないスケジュールを立ててみることをオススメしたいです。