浜島書店『最新図説政経』
https://www.hamajima.co.jp/books/sh/detail/121500
独学で公務員試験の勉強をされている方は、問題集は様々販売されているものの、テキストについて悩んでいるという方もいるのではないでしょうか。
そんな方にまず1冊、オススメをしたいのが、政治・経済の資料集です。
以前、大学で教養論文の講義を担当していた際に、3年生の4月時点で学生の皆さんに教材として購入してもらいました。
もちろん、小論文対策として、様々なテーマについて書かれていることもあるのですが、社会保障全体についての歴史、国や地方公共団体の財政状態など、幅広い知識をベースとして持っておいてほしいという意図がありました。
また、理解しているようでしていなかったキーワードについても説明されています。
上記のリンク先を見ると、安全保障関連法、メディアリテラシー、アメリカの難民入国規制、LGBT、アダムス方式、子ども食堂、待機児童…などが並びます。
辞書的に使っても良し、教科書のように読んでも良しと、使い勝手もよいと思います。
その後、合格者の一人に「実はあの資料集が一番使いました」と言われました。
こちらの予想を超えて、時事問題、さらには専門科目(法律、経済、政治)でも役に立ったとのこと。言われてみれば、これらの科目は、高校時代の政治・経済をベースにしているものです。
本当の意味での基本から確認したいのであれば、たしかに政治・経済からチェックをしていければ、より確実な理解に繋がると納得したものです。
1,000円程度で購入できるため、コストパフォーマンスは抜群です。生物や化学の資料集もそうですが、あれだけの画像を使い、フルカラーでこのお値段。普通の書籍では考えられません。
政治・経済の資料集、参考書、教科書は、何種類かありますので、大型書店に行った際に、学習参考書のコーナーで見比べてみるとよいでしょう。
なお、インターネットで購入する際には、「年度」に注意をしてください。古い年度のものが販売されているケースも多いです。