新年明けましておめでとうございます。
今年も皆さんの合格、採用を手助けできるような記事を書いていければと思います。
新年早々ではありますが、以下のようなデータを作成してみました。
国家公務員一般職大卒程度行政(旧国家公務員Ⅱ種)競争倍率の推移
人事院『長期統計等資料』より作成
平成20年の9月にリーマンショックが起こり、そこからどのように 最終合格倍率、採用倍率が推移したかを表した資料を作成してみました。
本資料では、受験辞退者や、採用辞退者が記載されていないため、正確なデータとは言えませんが、およその傾向として、社会情勢によって、倍率などが大きく変化することが読み取れると思います。
民間企業の採用状況が悪化すると、公務員試験の受験者数は増加します。また、公務員試験においても、採用者数が減少する可能性があります。
近年の傾向としては、申込者数も減少、採用状況も良好で、公務員を志望する人にとっては非常に恵まれた環境と言えるでしょう。
2019年は米中貿易摩擦や、Brexit、フランスの政情不安、イタリアの財政懸念、各国移民政策などのEUの問題、中東情勢など、世界的な景気後退を引き起こす要因が数多くあります。
日本国内においても、消費増税による影響が懸念されています。
現在は明らかな人材不足であり、景気後退によって、「売り手市場」が終息するとは考えにくいところではあります。
しかし、公務員試験を目指す皆さんにとって、今がチャンスであることは間違いありません。
競争倍率が高い状況においては、出題される範囲や、面接など、ある種最後は「運」という部分もありました。
今は「努力」をすれば報われる状況です。
試験勉強、面接準備など、大変なことは元受験生として知っています。しかし、ぜひ、頑張って目指す道を進んで欲しいと思います。
今年も皆さんを応援していきたいと思います。
一緒に頑張っていきましょう!