つい、サボってしまいます。

Q. 勉強しなくちゃいけないのはわかっているんですが、ついスマホを見たり、家ではマンガを読んだり…気がつくと、結構、長い時間が過ぎていたりします。何かよい工夫はありますか?

お気持ちはすごく良くわかります。スマホが手元にあると、さっき見たばかりなのに、またYahoo!ニュースやお気に入りのブログを見たり、特に気になるというほどの話でもないのに、まとめサイトを見てみたり、twitterをチェックしてみたり、ゲーム(私の場合は将棋ですね)をやってみたり…あっという間に時間は過ぎていきます。

マンガも1巻だけと思いながら、先が気になって止まらなくなったり(今は勧められて『約束のネバーランド』を読んでます。)、kindle読み放題で何かないか探してみたり…。

寝る前のAmazonプライム・ビデオやHuluの海外ドラマも強敵です。最近だと『SUITS』は気軽に観られて面白かったし、『WESTWORLD』はこういうの好きな人に対して、非常に挑戦的な作品でした。集中して観てしまうので、疲れましたが。

仕事にしても、勉強にしても、「単位時間あたりの仕事」と「総仕事量」の関係が大切だと思います。

いくら長時間やっても、中身が無ければだめ。原稿仕事であれば、一定以上のクオリティを確保した上で「量」を完成しなければだめ。

質の高い勉強、質の高い仕事、それらを実現するためには集中(没頭)が必要です。人によって長短はあるものの、集中力を持続させるための小休止は必要でしょう。

しかし、小休止がただのサボりになってしまってはそれもだめ。ただ、本当にしんどいときにはきちんとした静養が必要。そのあたりも含めバランスの取り方に私自身も悩みます。

悩みながらですが、実践していることを紹介したいと思います。

「小休止」は先に時間を決めます。例えば、13時まで休憩とか、20分休憩という感じです。しかし、決めただけではズルズルと時間は過ぎてしまうので、スマートフォンの「アラーム機能」を利用します。

自分で休憩を切り上げるには誘惑と戦うことになりますが、アラームで知らされると、強制力を伴う感じがして、スムーズに仕事スイッチが入ります。

自宅で仕事をしているときなどは、どうしても眠いとき、20分だけ昼寝をするなんてときにも「アラーム機能」は便利です。

あとは寝る前の時間ですが、これも寝る時間を決めて、「アラーム機能」で通知します。寝る前の自由時間は仕事も遊びもつい長時間やってしまうので、予め区切りをつけると夜更かしが防げます。

慣れてくると、「アラーム機能」という外部スイッチを使わなくても済むようになると思いますが、気持ちが乗らないなど、このような方法が有効だと思います。

そして、体調を崩しそうなときは、早いうちに休むことも大切です。しっかり食べて、しっかり寝て、悪くなる前に休むことも重要です(正直、これが苦手です…最近、やっとできるようになってきました)。

精神的にも肉体的にも良いコンディションを保ちながら、勉強に集中(没頭)できるようにしていきましょう。お互いに頑張りましょう!